経歴・実績を伝える大切さについて
こんにちは、アミーズ・ティーチャーズサロン 主宰の安藤歩です。
ちょっと前のことになりますが、ピアノの先生方の会合があり、たくさんの先生方とお会いしました。
そこで私もお話しさせていただく時間を少しだけいただきました。その後の質問タイムでの話題はやはり生徒さんのご入会やお月謝について。
みなさん、同じことに悩んでらっしゃるのですね。
最後の質問タイムである先生(仮にA先生とします)から質問を受けました。
「ピアノの先生の組織の代表になってしまいました。報酬はなくボランティアなのに、ミーティングやら様々なイベントに時間をとられ収入的にはマイナスになりました。
どうしても時間がとれず自分の教室のこともお座なりになってしまい生徒さんの退会もありました。
どうしたらいいのでしょうか?やっぱり代表はお断りするべきでしょうか、、収入を増やしピアノ教室の経営を安定させたいんです!」
その場では時間切れになってしまい、さわりの部分しかお話できなかったのでA先生にはあとから質問についてのわたしの考えをメールしておきました。
こういうお悩みを抱える方は多く、わたしももっとお伝えしたいと思ったのでこのブログにも書いておこうと思います。
質問をくださったA先生がピアノの先生の組織の代表になったことはとてもすばらしいこと。
A先生は、生徒さんのコンクールの入賞実績もあり、ご本人の演奏技術だけではなく指導力も抜群に高い先生です。
ピアノの先生として実力を認められ、しかも同業者からの信頼厚い。これって誰にでもできることではありません。
そしてA先生、それにこたえるべく努力されています。責任感の強い方なのです。
音楽教室の経営を安定させるためにもA先生の指導者としての実績・長年積み重ねてきた経歴や人脈、代表となって活動している内容などを、今いる生徒さんたち、そして未来の生徒さんに積極的にお伝えしていくことをおすすめします。
ブログやSNSを駆使していくといいですね。
ピアノの先生は謙虚な方が多いので、自分の実績や強みを伝えていくことを「自慢」や「アピール」ととってしまう傾向があります。
そういうことではありません。実績あるA先生を必要としている生徒さんはたくさんいます。
でも
それだけの経験と結果があり、今もチャレンジを続けていると自ら発信していかなければそれは必要な人に届かない、ということなのです。
これはただの自慢でもアピールでもありません。
生徒さんを集めることは農業と同じ。ご自身の実績や強味を伝えていくことは「種まき」です。
目の前の畑の作物を育てながら、次の作物の種を蒔くのです。
ピアノの先生は「自分の強みなんてない」「そんなこと誰でもできる」と思われているかもしれません。
まさか、そんなことあるはずありません。
本当に強みがなくて、誰でもできることしかできなければ、ピアノの先生になれません。
私がお会いした全てのピアノの先生はどの方も、
「もったいない!こんな素敵な能力があるじゃないですか、もっと伝えていかないと!」
と言えるところがありますよ!気づいていないだけ、もしくは気づいてはいるがそれがすごいことだと思っていないだけ。いや、みなさん本当にそれぞれ特別な能力お持ちなのです。
自信をもって、
ご自身の実績や経歴を、是非たくさんの人に伝えていきましょう。
収入の道は拓いていくはずです。
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