「私のお客様かな?」と考えてみよう
こんにちは、アミーズ・ティーチャーズサロン 主宰の安藤歩です。
今日は「全員が自分のお客様にならなくてもいい」ということについて書こうと思います。
生徒さんについてのお悩みはつきない
ピアノの先生のお悩みは数々ありますが、多くは生徒さんに関係するものです。
レッスンの遅刻、頻繁な振替要請、月謝滞納、発表会やイベント不参加、レッスンの仕方へのクレームなど。
子供の生徒さんの場合は、問題が起きる度に親御さんとお話しします。でも丁寧にお話しても、不機嫌な態度を示され、どっと疲れる。
私にだって何度もありますよ。
正直なところ、生徒さんに喜んでもらおうと頑張る気持ちが急降下します。
(でもすぐに浮上します、ご心配なく!!)
生徒さんとのお付き合いの基準を決めておこう
私だって頑張る気力が急降下することはありますが、すぐ浮上するためにしていることがあります。
それは、私なりの生徒さんとのお付き合いの基準があるからなのです。
この基準に当てはまらない人とは、今後お付き合いしてもお互い楽しくないと判断します。
つまり退会されても仕方ないということです。
そういう方は私の教室のお客様ではないのですから。
他の教室のほうが楽しめる生徒さんもいる
私の教室はレッスン以外のイベントやレッスン内での企画が複数あります。
音楽を楽しんでもらいたい、演奏することを喜んでもらいたいと思っているからです。
生徒さんにとって音楽が一生の友達になってくれたらわたしたちはとてもうれしいという思いでやっています。
でも、考え方は様々。
イベントに全く参加しない生徒さんがいたとしたら・・・
イベントや企画がない教室のほうが過ごしやすいのではないかな~と考えます。
つまり、
イベントに参加しないのは全くの自由だし参加しないことをあれこれ言うつもりは全くなく、
単にわたしの教室とマッチしていないので別の教室のほうが楽しく参加できるのではないか?と思うのです。
「お客様」の地位をふりかざす人も・・・
それ以外にも、遅刻や頻繁な振替要請の多い方は教室のお客様ではないと判断します。
私は悪い意味で『お客様になっている人』は私の教室の生徒さんには向いていないと思っています。
もちろん遅刻や振り替えレッスンの依頼が全部ダメなんて思いません。
ただ、、おわかりと思いますが、
こちらの事情を全く考慮せず、
お店の人に高圧的な態度を取ってしまう方。
お金を払っているから自分の要求は何でも通されるべきという考えの方が一定数いるような印象があります。
そのような考えの方は私の教室のお客様ではないのです。
もちろんクレームについては学ぶこともたくさんありますから、考えて必要と思えば改善します。
でもまずは、教室と生徒さんはお互いを尊重し合う関係でありたいのです。
わたしの生徒さん、お客様を大事にするためにも。
生徒さんとの関係にお悩みの先生はご自身に質問してみてください。
NOと答えが出たら、毅然とした対応でもいいと思います。
「この方はわたしのお客様かしら?」
悩んでしまったら一緒に考えましょう。
ご質問やご相談など、お気軽にどうぞ(^^)
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