夏休みに、小さな演奏会のおすすめ

こんにちは、アミーズ・ティーチャーズサロン 主宰の安藤歩です。

7月になりましたね。子どもたちの夏休みまであと少しですが今年は新型コロナのおかげで夏休みがとっても短くなってしまうんだとか。
みんながなんらかの形で新型コロナの影響を受けていますが、一番迷惑被っているのは子供達ではないでしょうか。

さて、そんな感じで例年になく短い夏休み、そして自粛・延期・中止続きの夏休みとなりそうですが、その間のレッスンはどのようにされていますか?


私の教室の生徒さんたちは、例年ですと小さい子はお母さんの実家に長期の帰省をしますし、学年が上がると塾の夏期講習でずっと勉強漬けです。今年はそれに学校の授業が加わるかもしれず、いつもよりピアノの練習から遠ざかってしまう子が多そうです。


やる気が下がりがちな夏休み中に、ピアノの意欲を高める方法ってないかなー?

私の教室ではこんなことに挑戦してみました。


それは・・
夏休み、親戚の皆さんやご両親の前で演奏を披露して拍手喝采を浴びることです!
そう、とってもちいさいけれど、演奏会!!

こんな感じ。


お盆に親戚が集まった席(今年は集まれないかもしれないけど、そしたらお父さん・お母さんがそろった時に!)。

おばあちゃん
「〇〇ちゃんはピアノを習っているんだって?」

おじいちゃん
「それは聴いてみたいね」

いとこ
「なんか弾いてよー」


で、ここでよくありがちなのは
できない、楽譜もってないから弾けない」という返事。


いとこ
「え、なんで?楽譜なくても弾けるでしょ」


子どもってすぐに覚えてしまいますが、その曲を弾かなくなればすぐに忘れてしまいます。

だから
自信を持って弾ける曲をいくつか持っていいればいいのです。
夏休みにみんなの前で弾けるよう、先生がレッスンで弾かせ続けていることが肝心です


私の教室では、子どもの生徒さん全員に夏休み用・帰省用レパートリーを持たせることにしました。

名づけて
『マイレパートリー』(そのまんま。笑)


A4の紙に、曲目と聴いた人の感想と弾いた本人の感想を書く欄があります。


お客さま(ご家族だって観客です)に聴かせるために少々緊張して1曲最後まで弾く。
これって練習とは全然違うことですよね。

そして記録にちゃんと残したら、「やりとげた感」を持ち、良い思い出にもなると思います。


小さな演奏者さんだって親戚の皆さんや親御さんに拍手を浴び上手に弾けたと褒められて、感想を書いてもらったらやる気もUP!


新曲である必要はなく、今やっている曲や、最近合格した曲目で生徒さんが気に入っているものを選べば夏休みまでに仕上げられますよね。レッスンで更に磨きをかけていただきましょう!

なあんだ、そんなこと。と思えるような小さなアイデアでもひとつづつ積み上げて、生徒さんには音楽の楽しみをより知ってもらえたらと思っています。

演奏して喝采をあびる。これって本当に快感ですよね!

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