未来の生徒さんのためのピアノレッスン

こんにちは、アミーズ音楽教室 主宰の安藤歩です。
昨日は大人の発表会のリハーサルで、夜はホールにいました。
大人の生徒さんの演奏に対する一生懸命な様子に心が洗われました。
何かに打ち込むのに年齢も立場も関係ないですものね。
本番がとても楽しみです。
今日は大人の生徒さんの演奏を聴きながら、「あなたのためのピアノレッスン」について考えた、ということについて書こうと思います。
レッスンのメニューをどう設定する?
私の教室はピアノとボーカル、そして話す声のボイストレーニングという3つのメニューがあります。
もともとピアノの単品メニューでしたが、そこにボーカル、そのあと話す声のボイストレーニングを加えました。
もちろんピアノレッスンの中には、「大人のピアノレッスン」もあり、たくさんの生徒さんに通っていただいています。
更に、今年の9月からはピアノメニューの中に「英語でのピアノレッスン」を加えました。こちらも大変好評で、おかげさまで満席になりました。
何を言いたいかというと・・・
例えば、ピアノ教室のモットーが
年齢にかかわらずどんな方でもピアノを習いたければ大歓迎!
だったとしても
『お子さまから大人の方までレッスンしています』
というのではなくて、
『大人の方向けのレッスンがございます』
と言ったほうが大人の方には響きますよ、ということです。
子供から大人まで大歓迎、と書いたとしてもピアノを習いたい大人の方は心のどこかで「そうはいっても子供がメインよね」と思ってしまったりするものです。
でも、『大人のピアノ』とか『大人のヴァイオリン』とか、誰に対してのレッスンメニューなのかをハッキリさせておくと、ピアノを習いたい大人の方には「あ、このレッスンは私向きだ!」と気づいてもらえます。
イメージしやすく、響くのです。
「誰」のためのレッスンか明快にすることのメリット
誰のためのレッスンなのか?をはっきりさせておくことはよいことがたくさんあります。
まずはレッスンを探している方にイメージしてもらいやすいことがあげられますね。
そのほかにも、メニューの幅を広げられるというメリットがあります。
例えば・・・
- 保育士試験に合格するためのピアノレッスン
- 3歳から始める楽しいピアノレッスン
誰かのためのレッスンの「誰か」がすぐにイメージできるメニューはたくさん用意できそうです。
その一方でレッスンの準備をするわたしたちもレッスンの内容を深くイメージできます。
保育士試験に合格したい人に喜んでもらえるレッスン内容、だから、あれとこれと・・・こういうことはしなくていいけど、こういうアドバイスが絶対必要!
とアイデアがわいてきやすいのです。
ご自身やお教室のメニューを増やす時は、レッスンで目指すものやその内容を1つずつ丁寧に、明確に未来の生徒さんにお伝えすることが大事なのではないかなぁと思っています。
そんなわけで
ステキな大人の生徒さんたちの演奏を聴きつつ、次はどんなレッスンメニューを増やそうかな!と考えていました。
こんなレッスンがあったらな~というリクエストがあればぜひお聞かせくださいね。
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